スプラトゥーン3 シーズン2(Chill Season) Xマッチ最終環境考察
※特に記載がない限り、ルールはXマッチ全般を指します。
総評
★☆☆☆☆
・前シーズンとの比較
待ち焦がれていたXマッチが実装されたものの、マッチングシステム、ステージ、ブキ格差、ラグ、改善しようとしない運営と10倍役満くらいある。
数ヶ月に一回の貴重なアプデも、発売前に済ませておくべき不具合の修正が追いつかずゲームバランスに手を加えられない。
やったとて見当外れの内容で環境を良くすることも出来ず顰蹙を買い、誠意もやる気も感じられない。
・マッチングシステム
・Xマッチ参加権を得ることが容易になったことで、Xパワーの下限が広がった
・ミラーマッチングを成立させるためにパワー差が大きいマッチングになる
・ミラーマッチングで成立したパワーの差を平均化させるために、部屋内のパワー差が大きくなる
・3勝制、最低保障というインフレ・デフレのシステム
・部屋のパワーがわからないのでパワーの増減に納得感が無い
2のマッチングシステムも割りと叩かれていたけどまさか前作を超えてくるゴミを押し付けられるとは思わなかった。
パワー差500くらいは当たり前にマッチングする。
このマッチングが理想通りになるのは、
・ミラーマッチングの相手が同じ実力で、
・ブキの格差が少なく、
・与えられた編成で戦う戦略性のある環境
が必要になるけどどれも成立できてない。
ミラーマッチングのどちらかは弱くて、ブキ格差が大きいので環境ブキしか人権が無いし、編成を覆すプレイングがステージ構造によって阻害されている状態になっている。
それでいてXパワーの下限値が2よりも下になるので、部屋パワーの平均値が低い部屋にマッチされたときのパワー増減がプレイヤーの想定より大きくなる。
そもそもプレイ人口が少ないほど格差のあるマッチングになる状態なので、ウデマエを上げるにはパチンコと同じで当たりを引き続けるしか無い。
この問題はマッチングの仕組み、課題を理解していれば実装前にわかるはずなのになぜGOサインが出たのか?
・ステージ
どのルールも一部ステージを除き正面から打ち合いする以外に戦略が無いのが終わってる。
つまりブキの強さ、対面の強さ(キルが入るかどうか、デスしないかどうか)ですべてが決まってしまい、立ち回りの上手さがブキ、SPにかき消されてしまうので、編成じゃんけんに勝つかどうかのパチンコゲー。
もともとのゲームコンセプトは、ブキ×ユーザーの組み合わせが多数ありながらも、立ち回りや戦略で勝利に貢献出来るところが面白いところでもあったはずなのに、正面打ち合い以外の立ち回りが出来ないのがマジでクソ。
・ブキ格差
発売から半年が経過してもずっっっっっっっっとカニタンクの打ち合いするだけ
問題はカニタンクが強すぎるというよりもステージがゴミなのでカニの射程が無いと一生長射程に抜かれることと、カニ以外で状況を打破できるスペシャルとブキの組み合わせが少ないこと。
・ラグ
修正しました!→修正されてないです・・・
2→3で通信方式を変えたために必然的にラグが増えてしまっている。
たぶんNAT越えが出来ないユーザーへの配慮なんだろうけど、果たしてそのユーザーがそんなに多く居たんですかね・・・・?
既存ユーザーはほどほどに新規ユーザー獲得する。は、プロダクトの使命でもあるけど既存ユーザーからはバッシングされ、新規ユーザーからも不満が出てるよね。
・改善しようとしない運営
そういう姿勢が感じられないよね。という話。
もちろん製作チームとしては日々改善を頑張っていると思うけど、多くの人が満足できていない状況下で何も発信しないのは不信感を加速させていると思う
スプラ3自体が2で出来ていたことが出来なかったり、未完成で小出しされている印象は否めない
そもそもカニが強すぎた理由が不具合で1ヶ月半アップデートしませんでしたってのも・・・
・まとめ
スプラトゥーン3の内容が改善される未来があまり見えない。
シーズン3の内容も好意的には捉えられない程度には不信感しか無いです。
色々書いてるけどスプラトゥーンというIPは唯一無二の至高な作品だし個人的にも好きである。